このページでは、Gutenberg ブロックエディターの「パターン(旧:再利用ブロック)」の使い方について解説しています。
ワードプレス 6.3 より名称が「再利用ブロック」から「パターン」へ変更になりました。
その前に、パターンってなんですか?
「パターン」とは、Gutenberg ブロックエディターで使える「定型文やテンプレートの役割を持つブロックをまとめたもの」というイメージを持っていただけるとわかりやすいと思います。
例えば「毎回ブログ記事やページの本文の終わりに定型文として挨拶を入れたい」など「何度も使うブロックをパターンとして登録」することで、毎回挨拶のブロックを作る手間が省けて使い回しができます。
以下の動画で短くまとめて解説していますので、ご参考ください。
解説動画:基礎編
パターンの使い方を覚えると、ウェブサイト運営・管理の効率がアップすると思いますし、入力ミスも防ぐことができるので正確性を保つこともできます。
パターンは広告配置や CTA 作成にも役立ちます
パターンは「ウェブサイトで何らかの成果を出したい」という目的がある場合にも使えます。
例えば、以下の目的でウェブサイトを運営している方には、パターンの活用をおすすめします。
- ブログに広告を貼って収益化したい
- コーポレートサイトを持っていて、お問い合わせページから求人募集のエントリーや資料請求をしてもらいたい
- ネットショップを持っていて、商品ページをもっと見てもらって売り上げにつなげたい
上記のような目的がある場合、ウェブサイトの閲覧者に何らかのアクションを起こしてもらうための施策「CTA(コール トゥ アクション)」を作成すると効果的ですね。
このとき、パターンが活躍します。例えば「広告コードのブロック」「お問い合わせページへ案内するブロック」「商品ページへ案内するブロック」などをあらかじめ登録しておきましょう。
詳しくは、以下の応用編の動画で解説していますので、ご参考ください。
解説動画:応用編
パターンを他のウェブサイトでも使えるようにデータをインポートしよう
パターンは、実は「エクスポート/インポート機能」を使って、データとしてダウンロードして他のウェブサイトにも使うことができます。
これはつまり、以下のメリットがあります。
- 同じパターンを作る手間を省くことができる。作業の効率化!
- ブロックエディターを使ったページ作りに慣れていない方に向けて「お手本データ」として配布できる。手本があると前に進みやすいよね!
パターンのエクスポート/インポートについては以下の動画で解説していますので、ご参考ください。
解説動画:パターンのインポート
パターンを使ってみよう
このページの解説が理解できれば、パターンの基本的な使い方はおおよそ問題ないと思います。
WordPress をバージョン 5.0 以前から使用している方の中には「旧エディターからブロックエディターへの移行に踏み切れない」と考えることもあるかもしれません。
「なるほど、パターンってこんなことができるんだなぁ。もしかしてブロックエディター便利なのでは・・・?」と、少しでも興味・関心を持っていただけますと幸いです。
おまけ:ブロックエディター関連の動画再生リストがあります
僕の YouTube チャンネルでは Gutenberg ブロックエディターに関する初心者向けの動画を随時公開しています(たまにライブ配信もやっています)。
以下の再生リストは、僕が過去に公開した Gutenberg ブロックエディターに関する動画のみまとめて閲覧できます。ぜひご活用ください。
もしよろしければ 無料でチャンネル登録 できますので、今後の動画をチェックくださいますと幸いです。
「こんな解説してほしい!」などのリクエストもお待ちしております。
WordPress テーマ Nishiki Pro
「ウェブサイト運営に本当に必要とされる機能」をテーマ内にまとめて搭載したワードプレステーマです。
ブロックエディター機能を強化し、これまでのワードプレスでは難しかったコンテンツが簡単に作れます。
ブログ、ポートフォリオ、コーポレートサイト、ビジネスサイト、オンラインショップなど、様々な目的のウェブサイトに対応できるテーマです。
最新情報をチェック!
Nishiki / Nishiki Pro テーマに特化した情報を「にしきちゃん」がお伝えします😀
- リリース情報
- 新機能の紹介
- 便利な使い方
- 開発中の機能紹介
- 導入事例
- あるある日常ネタ
など