ワードプレスのプラグインやテーマの更新作業って、かなり手間がかかりますよね。その手間を減らすために「自動更新」という機能があります。

この自動更新、便利なんですが・・・全て無効にしておきましょう。今のところ（本ページ公開時点では）自動更新は有効にしてはいけません。

なぜなら、自動更新したプラグインやテーマに問題があった場合、サイトが閲覧できなくなることがあるからです。

目次

• 過去にこんな体験をしました
• 自動更新の公式ドキュメントを見てみよう
• 手動更新めんどい！自動更新を有効にしても絶対に大丈夫なプラグインやテーマはないの？
• まとめ

過去にこんな体験をしました

少し前に、公式ディレクトリで配布中のあるプラグインが自動更新された後、私の会社で制作/納品したウェブサイトの一つが閲覧できなくなったことがありました。

原因を調べて復旧しましたが、そのプラグインの PHP プログラムがサイトの環境と合わず、エラーが出ていました。

さらっと上に「原因を調べて復旧」と書いてはいますが、大まかに下のような一連の作業が必要です。

上のような作業は、ワードプレスや PHP やサーバーに関してそれなりの知識や扱いに慣れている経験者でないと、かなり難しいと思います。

自動更新の公式ドキュメントを見てみよう

ここで 公式ドキュメント を見てみましょう。以下のように書かれています。

プラグインやテーマの自動更新を有効化する前に、何か問題が起きた場合に以前のバージョンに戻せることを確認してください。

上記は、あくまで「何か問題があった時に元に戻せるスキルを持っている人や、時間的余裕がある人」に向けて書かれていると私は思います。

ちなみに私の場合は、何か問題が起こった時に元に戻せるスキルはありますが、時間的余裕はそんなにありません。自動更新に関することでそもそも時間を割きたくない、というのが正直なところです。

手動更新めんどい！自動更新を有効にしても絶対に大丈夫なプラグインやテーマはないの？

「自動更新を有効にしていても、問題がないプラグインやテーマを選べばいいじゃない」と思う人もいるかもしれません。とても理解できますが、人が介入して作られている以上、今のところ世の中にそんなプラグインやテーマは存在しません。「そういうものなんだな」ということを知っておきましょう。

まとめ

長々書きましたが、問題があったときに「何が起こったのかわからない」「どうしていいか判断できない」「対応する時間が確保できない」人は、自動更新の機能そのものを無効にしておきましょう。

そしてプラグインやテーマの更新は手動かつ、余裕を持ったスケジュールで行うのが理想です。万が一問題が起こった時でも原因の特定がしやすく、精神的にもいくらか安定すると思います。