2023/10/1 より、ステルスマーケティングは景品表示法違反となります。

広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。

令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。

これを受けて、投稿ページ/固定ページに何らかの広告要素を含んでいる場合「広告であることを明示したい」という方もいると思います。

Nishiki Pro （バージョン 1.0.339 以上）では、簡単かつ柔軟に設定できる方法があります、詳しくは以下の解説を読んでください。

目次

• 基本設定
• 表示方法
  • テキストはカスタムできます
• まとめ

基本設定

ダッシュボードから「外観」→「カスタマイズ」を選択します。

次に「[Nishiki Pro] オプション」→「PR 表記」を選択します。

「ラベル」「本文の冒頭」それぞれ「タイプ」「テキスト」「カラー（本文の冒頭のみ）」の設定ができます。

全てデフォルトで値が入っていますので、必要に応じて変更してください。

一通り設定したら、表示してみましょう。

表示方法

まず、広告であることを表示したい投稿ページ/固定ページを選んで、編集画面を開いてください。

PC の場合、編集画面の右側に「PR 設定」の項目があります。

表示したい「ラベル」「本文の冒頭」にチェックを入れてください（両方チェックを入れることも可能です）

以上で設定完了です。下の画像のように、タイトルの下、本文の冒頭に表示されます。

PR 表記箇所については、世の中の状況や消費者庁からの発表などで必要に応じて変更する可能性もあることをご了承ください。

テキストはカスタムできます

PR 設定の「ラベル」「本文の冒頭」のテキストは、ページ単位で変更できます。

例えば、

• A のページでは「PR」とし、「本ページはプロモーションを含んでいます」と表示したい。
• B のページでは「広告」とし、「X 社から商品の提供を受けて投稿しています」と表示したい。

というケースでも、カスタムの入力欄を使えば対応可能です。

この辺は、どのようなページを作っているかによりますので、各々でご判断ください。

まとめ

上記のように、Nishiki Pro では PR 表示したいページの設定はかなりラクにできると思います。が「自分の運営しているウェブサイトでは、どのような場合に PR 表示しないといけないのか、あまりわかっていない」という方もいると思います。

まずは一次情報として 消費者庁のページ を参考にしてください。

次に、ウェブサイトまたはページ単位で「アフィリエイト広告を掲載している」場合、そのアフィリエイト広告の提供元が PR 表記を必須にしている場合があります。

A8.net や アクセストレード はわりと対応方法に具体性があってわかりやすいです（使用しているしていない関わらず、読むとためになります）。

また、ユーザーコミュニティ のフォーラムも活用してみてください。他のユーザーからの回答やヒントが得られるかもしれません。