EC サイトを運営していたり、アパレルショップなどの実店舗で働いていたりすると「SKU」という単語が出てくることがあります。
「SKU ってよくわからない・・・なんのこと?」と疑問をお持ちの方もいると思います。以下に解説しましたので、ご参考ください。
SKU の基本を理解しよう
まずは「SKU とは何か?」について理解しましょう。
そもそも SKU ってなんの略ですか?
SKU とは「Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)」の略で、日本語に訳すと「最小管理単位」と呼ばれています。
・・・と言ってもよくわからないとは思いますが、長さを表す「cm(センチメートル)」や、重さを表す「g(グラム)」などと同じように「単位」として扱います。
というわけで、次は SKU という単位をどう使うのかを解説します。
SKU ってどうやって使うの?
SKU はアパレル業界では「お店のレイアウト」を決める際に使われることが多いそうです(知り合いの紹介で、とてもかわいい現役アパレルショップ店員さんに教えてもらいました)。
例えば、下の画像のように1台のテーブルがあります。
「このテーブルは 10 SKU でレイアウト考えてね」みたいな使い方をするらしい・・・。SKU について理解がないと、何が何やらわかりませんね。
ということで、今回は身近に感じてもらいやすくするため、T シャツを例にして解説します。下の画像を見てください。この T シャツは M サイズのみで、カラーもブラックのみで販売しているとします。
この場合の T シャツの SKU は 1 です。
「サイズ」のバリエーションが増えた場合
次に、T シャツをサイズ別に販売する場合を例にします。1 枚の T シャツにつき、S / M / L の 3 つのサイズがあるとします。
この場合の T シャツの SKU は 3 です。
「カラー」のバリエーションが増えた場合
次に、T シャツをカラー別に販売する場合を例にします。 1 枚の T シャツにつき、ブラック / ホワイト / ネイビー / イエロー の 4 色あります。サイズは M のみとします。
この場合の T シャツの SKU は 4 です。
複数のバリエーションが組み合わさった場合
今度は応用編で「サイズ」と「カラー」が組み合わさった場合を考えてみましょう。
1枚の T シャツにつき、ブラック / ホワイト / ネイビー / イエロー の 4色あり、それぞれの色に対して S / M / L と 3 つのサイズがあります。
この場合の T シャツの SKU は 12 です。
まとめ
ということで、SKU はバリエーションによって細かく分類された商品の最小単位として利用される、という理解で OK です(この文章を読んで意味がわからなくなった方もいると思うのですが、上に挙げた 4 つの図が理解できればとりあえず大丈夫です)。
ここで、さきほど登場したテーブルの画像を再度見てみましょう。
SKU について理解ができていれば「このテーブルは T シャツのコーナーにするよ。10 SKU でレイアウト作ってみてね」なんて指示があった場合、うまく対応できるはずです。
センス良く、キレイに T シャツを並べましょう。
WordPress テーマ Nishiki Pro
「ウェブサイト運営に本当に必要とされる機能」をテーマ内にまとめて搭載したワードプレステーマです。
ブロックエディター機能を強化し、これまでのワードプレスでは難しかったコンテンツが簡単に作れます。
ブログ、ポートフォリオ、コーポレートサイト、ビジネスサイト、オンラインショップなど、様々な目的のウェブサイトに対応できるテーマです。
最新情報をチェック!
Nishiki / Nishiki Pro テーマに特化した情報を「にしきちゃん」がお伝えします😀
- リリース情報
- 新機能の紹介
- 便利な使い方
- 開発中の機能紹介
- 導入事例
- あるある日常ネタ
など