Nishiki Pro テーマのバージョン 1.0.386 から、ワードプレス本体のバージョン 6.6 に対応しました。動作確認済みです。

製品版を利用している方は、ワードプレスの管理画面から最新バージョンにアップデートしてください。

目次

• ワードプレス 6.6 の注目機能を紹介
  • プラグインの自動更新のロールバック
  • ネガティブマージンの導入
  • 「グループ」ブロックで「グリッド」のレイアウトが選択可能に
• テーマ側の対応
  • 各種ブロックでアイコンを選択する際の UI を変更
• 「カード」ブロックで外部リンクを指定した際のアイキャッチ画像の表示ルールを変更
• フィードバックはフォーラムまで

ワードプレス 6.6 の注目機能を紹介

テーマ開発者的に目ぼしい新機能をピックアップして紹介します。

プラグインの自動更新のロールバック

ワードプレス 6.6 から、プラグインを自動更新した際、何か問題が発生すればロールバックされる（つまり、自動更新を取り消して正常に動作する状態に戻してくれる）機能が追加されました。「自動更新機能は便利だけど、あるプラグインが自動更新されたタイミングでサイトが閲覧できなくなっていた」なんてことはよく聞きます。

しかも「サイトが閲覧できなくなっていたことに気がつかず、指摘されて初めて気がついた」なんてこともよくあるので、そういう状況が少なくなるといいですね。

開発者的には、今回のリリースで最も嬉しい機能だなと思います。

ネガティブマージンの導入

マージンにマイナス値をつけられるようになりました。マージンの設定ができる全てのブロックで利用可能です。コンテンツ同士の重なりを持たせるような配置も多少はラクになりますね。

「グループ」ブロックで「グリッド」のレイアウトが選択可能に

指定したタイプによって挙動が変わります。

• 自動・・・コンテンツのサイズの最小幅を指定。最小幅より小さくならないよう、コンテンツを折り返す。
• 手動・・・カラム数の指定ができる。指定したカラムで固定して、折り返さない。

その他、ワードプレス 6.6 についてもっと知りたい！という場合は公式サイトを参考ください。

テーマ側の対応

ワードプレス 6.6 のリリースに伴い、Nishiki Pro 側で以下の対応をしました。

各種ブロックでアイコンを選択する際の UI を変更

これまでサードパーティ製の npm パッケージを使用していましたが、自社開発製に切り替えました。軽量化し、操作や視認性も向上したかな、と思います。キーワード検索でアイコンの絞り込みも今まで通りできます。

「カード」ブロックで外部リンクを指定した際のアイキャッチ画像の表示ルールを変更

文章での説明が少し難しいのですが、「カード」ブロックを使って外部リンクを指定した際、meta 情報に画像が指定していなければリンク中の一番最初に表示されている画像を取得していましたが、その画像が相対パスなどで正しく表示されない場合、アイキャッチ画像を表示しないよう変更しました。

要は「外部リンクからアイキャッチ画像が取得できない場合は表示されない」と覚えてもらえるといいかな、と思います。

フィードバックはフォーラムまで

「以前のワードプレスのバージョンと違ってここが変わった！」などの情報をお持ちでしたら ユーザーコミュニティ のフォーラムまでご報告ください。

報告内容を確認させていただき、必要に応じてテーマ側で対応いたします。

ご協力よろしくお願いいたします。