Nishiki Pro:ワードプレス 6.1 リリースに伴う、テーマ側の対応について

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Nishiki Pro テーマのバージョン 1.0.308 から、ワードプレス本体の バージョン 6.1 に対応しました。動作確認済みです。

製品版を利用している方は、ワードプレスの管理画面から最新バージョンにアップデートしてください。

また、今回のリリースで以下の対応をしましたので、チェックください。

変更点

テーマのインストール/アップデートに必要なワードプレスのバージョンを「6.0 以上」に引き上げ

今後、Nishiki Pro テーマの最新バージョンをインストールする際は、ワードプレス本体のバージョンが 6.0 以上のものを使用してください。

また、今回に限らず、毎回ワードプレスのメジャーアップデート(例:6.0 から 6.1 へのアップデート)は、ブロックエディター周りの大きな変更が施される場合があります。その変更に対応するため、なにとぞご理解よろしくお願いいたします。

開発者個人的には「数世代離れたワードプレス(例:5.8 や 5.9 など)と最新のワードプレスとでは別物」と言ってもいいのではないかと考えています。

非推奨のコードを変更

ワードプレス 6.1 から __experimentalGetSettings を使用していると、以下のようなメッセージがエディターのコンソールに表示されます。

wp.date.__experimentalGetSettings is deprecated since version 6.1. Please use wp.date.getSettings instead.

上記の表示が出ないよう、テーマ側で対応しました。

「QA」ブロック(非推奨)

現在は非推奨のブロックですが、ワードプレス 6.1 で不要となった CSS を削除しました。また、これから新しく FAQ コンテンツを作る場合は 「FAQ」ブロック を使ってください。

「リスト」ブロック

下の動画を見てください。ワードプレス 6.1 から「リスト」ブロックの各項目が個別に並べ替られるようになりました。

この影響でエディターの「リスト」ブロックのスタイルを適用するとマーカーにズレが生じます。そのズレが出ないよう、テーマ側で対応しました(フロント側には影響ありません)。

その他

「コード」ブロック

ワードプレス 6.1 未満のバージョンで、過去に「コード」ブロックを使っている場合は、下の画像のようにリカバリーを促されることがあります。

「ブロックのリカバリーを試行」ボタンを押して、リカバリーしてください。

ただし、過去に使用した「コード」ブロックを全てリカバリーする必要はなく、リカバリーしなくてもコンテンツは問題なく表示されます。

ですので、例えば過去のページを編集する時に「ついで程度」に対応すればいいと思います。

フィードバックお待ちしてます

「以前のワードプレスのバージョンと違ってここが変わった!」などの情報をお持ちでしたら ユーザーコミュニティ まで投稿ください。

内容や必要に応じてテーマ側で対応いたします。

ご協力よろしくお願いいたします。

WordPress テーマ Nishiki Pro

「ウェブサイト運営に本当に必要とされる機能」をテーマ内にまとめて搭載したワードプレステーマです。

ブロックエディター機能を強化し、これまでのワードプレスでは難しかったコンテンツが簡単に作れます。

ブログ、ポートフォリオ、コーポレートサイト、ビジネスサイト、オンラインショップなど、様々な目的のウェブサイトに対応できるテーマです。

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著者

Imamura

東京都北区十条にある株式会社 AnimaGate の代表をやっています。WordPress テーマやプラグインなどの自社製品の開発や、サポトピアが提供するコンテンツやサービスの全般的な開発/管理を行っています。